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パリティミラー® - 光を集め未来を拓く、空中映像技術。
弊社は、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の研究成果である、2面コーナーリフレクタアレイ(パリティミラー®)の実用化を目的として設立されました。パリティミラー®は単なる結像光学素子であり、物体の上に配置すれば、その物体の実像が面対称位置に結像することで、空中映像として観察可能となります。
世界初となるこの画期的な光学素子は、多数のマイクロミラーによる2面コーナーリフレクタアレイ(Dihedral Corner Reflector Array: DCRA)構造を持ち、離散的な単位光学素子によって光線を細かく分割、幾何光学的にそれらを集めて結像させるものです。このDCRA構造は最新のナノテクノロジーを駆使することで実現することができました。
また、パリティミラー®・液晶ディスプレイ・指位置センサーを一体化した「空中映像にさわって操作できるディスプレイ装置(フローティング・タッチ・ディスプレイ)」を開発しました。何もない空中に、あたかもそこに存在するように映像が現れ、それを指でふれて操作することができます。
空中映像やフローティング・タッチ・ディスプレイは実際に見て体験して頂くことで、初めてその魅力をお伝えすることができる技術です。ぜひ弊社のブースにお越しいただき、デモ機を御覧ください!
パリティミラー®は物体の上にただ置くだけで、何もない空中に物体の映像を表示できる画期的な光学素子です。マイクロミラーアレイにより構成されたパリティミラー®は、最新のナノテクノロジーを駆使することで実現されました。
空中映像の観察には特殊なメガネなどが不要で、映像のソースにも専用の編集加工を必要としません。空中映像には歪みがなく、フルカラー再現もでき非常に高い臨場感が得られます。
パリティミラー®とセンサーを組み合わせることで、空中映像に指でふれて操作できる「フローティング・タッチ・ディスプレイ」が実現できます。物理的な接触がないため、指やディスプレイ面の清潔性を保ったまま直感的な操作が可能です。
まさにSF映画のワンシーンに出てくるような、未来的なインターフェースをぜひご体験ください。