①画素の微細化で多画素化と小型化を実現
多画素化による検査精度の向上に加え、小型化によりカメラ設置場所の自由度が向上するため、SWIRセンシングの活用範囲を拡げます。
②1つのイメージセンサーで可視光を含む0.4μm-1.7μmの広帯域撮像が可能
従来は可視光用とSWIR用の複数台のカメラで行っていた検査を1台に集約できます。広帯域センシングによって検査対象や用途が広がるだけでなく、検査のシステムコストの低減や画像処理の高速化によるスループットの向上が可能になります。
③デジタル出力による高機能性の実現
従来のSWIRイメージセンサーはアナログ出力が一般的でしたが、本製品はデジタル出力に対応することで、現行の産業機器用CMOSイメージセンサーと同等の機能性を実現しました。また、従来のアナログ出力のセンサーでは、デジタル変換回路や産業機器に適した機能をカメラ側で実装する必要がありましたが、本製品はそれらの機能を製品内に搭載しています。これは、カメラ側の開発工数の削減とカメラの多機能化につながります。