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プレシテック・ジャパン

品川区大崎,  東京都 
Japan
http://www.precitec.com
  • 小間番号2305

プレシテックはドイツの光学式センサメーカーです。厚み、距離、形状測定に使用でき、特に、高サンプリングな用途に最適です。

今回は、下記製品二つが特に見どころとなります。その他、形状測定用のラインセンサ、安価な距離センサ、不透明体を片面から測定できる非接触センサを展示します。


■新製品
 ① FSS310

   分光干渉式で高精度なウエハの厚み測定ができます。視野角が310mmあるため、12'ウエハの全面厚み測定が可能。ガルバノミラーによるスキャンのため、ステージスキャン無しで、振動による影響がありません。

   ウエハ厚みは最大1nmの繰り返し精度で測定が可能で、スキャンスピードは最大70kHzで、12'ウエハの全面厚み測定時間の大幅な短縮を可能にします。

   2023年のSPIE(サンフランシスコ)にてAwardも受賞したセンサになります。

 ② CHRocodile 2IT / 2IT DW

         分光干渉式で、ウエハ厚みの高精度な測定が可能です。DWシリーズは、異なる波長光源を使用し、ドープウエハにも対応しています。

   繰返し精度1nm,最大70kHzでの測定ができます。 


■その他の展示品

 ③ CLS2.0

   色収差共焦点方式の光学式ラインセンサです。1200個のセンサ素子が並んでおり、ステージスキャンと組み合わせれば、3次元形状のエリア測定ができます。

   この原理では、角度許容度も高く、ワイヤボンディングのワイヤ、ボンダ部、ウエハエッジ、マイクロバンプなどの形状測定にも最適です。

   最も角度許容度の高いプローブでは、53度となります。

 ④ CHRocodile C / CHRocodile Mini

   色収差共焦点方式の光学式シングルポイントセンサです。1式100万円程度と安価なバージョンではありますが、高精度な距離測定ができます。

   標準4kHz, 最大10kHzでの測定が可能で、高精度な高さ測定、アライメントなどに活用できます。

   CHRocodile Cは、プローブ・コントローラが一体となっているもので、Miniはプローブと・コントローラが別体となっているものです。

 ⑤ Enovasense

   レーザーフォトサーマル技術(光と熱)で、塗装膜、金属膜など不透明体の厚みを、非接触で片面から高精度に測定ができます。

   本センサのメリットは、

     ・非接触のため破壊試験不要

     ・最小10nm~1mmまでの測定範囲

     ・1~3%の高精度測定

     ・母材に依らず様々な材料の組み合わせで測定可能