電気通信大学 塚本研究室

調布市,  Tokyo 
Japan
  • 小間番号1023

Ⅳ族材料を中心とした半導体製造装置の開発

●半導体積層膜の製造装置開発 

Ⅳ族半導体の製造装置として、環境軽負荷型なスパッタエピタキシー装置の開発を行っています。有毒なガスを用いる必要もなく、原料利用効率が高いという特徴があり、高品質なエピタキシャル薄膜の形成が可能です。

 

カーボンマイクロ構造体の製造装置開発 

加熱炉を用いたフラーレンマイクロ構造体の製造装置の開発を行っています。昇華・凝華反応を利用することで、短時間でマイクロ・ミリスケールのカーボン構造体が得られま

 

Si基板上でのダイヤモンド形成技術

次世代のパワーデバイス材料として期待されるダイヤモンドをSi基板上に形成する技術の研究を行っています。ダイヤモンドへのカラーセンターの導入、低欠陥で大型の単結晶基板の作製を目指しています。

 

ご興味ございましたら、ぜひ展示ブースにお越しください。 


 出展製品

  • カーボン担持材料として応用が期待されるフラーレンマイクロ構造体
    マイクロスケールの柱状構造をしたフラーレン構造体です。...

  • フラーレンが面心立方構造で配列充填されています。カーボン担持材料などへの応用が期待されます。
  • スパッタエピタキシ法によって作製された高周波デバイス
    軽環境負荷、低温成長が特徴のSi/SiGeヘテロ構造のエピタキシャル薄膜が形成できるスパッタエピタキシ法を開発した。...

  • Si/SiGeヘテロ構造の歪み効果により高い移動度と、キャリア供給層とキャリア走行層を分離することで低雑音、高周波動作が可能なデバイスを作製することができる。スパッタ法は有毒ガスなどを用いないので安全性が高く、原料の使用効率が高く大面積堆積が可能なことから生産性に優れている。また、スパッタエピタキシ法は生産性に優れるだけでなく、成膜温度、混晶の組成比、成膜速度をそれぞれ独立で制御できるため、成膜制御の自由度が高い。これにより急峻な界面のヘテロ接合を形成し、界面散乱を抑制すると言ったアプローチで、良好な特性の高速デバイス作製が期待できる。