ミューラボ

福島市金谷川,  福島県 
Japan
https://www.mu-lab.com
  • 小間番号3619


小型化で軽量なロボット用精密機器を設計・開発・製造している会社です

・クラウン減速機
新しい減速機構であるクラウン減速機構造を採用し、小型・軽量なボディでも大きな出力トルクを出すことができる減速機ユニットです。
・電動グリッパ
新しい機構である立体カム機構とクラウン減速機を搭載し、小型・軽量なボディでも20Nまでの把持力と0.5mmのシャープペンシルの芯をつかむなどの精密な動作ができる電動グリッパです。さらに、アーム支点より回転開閉できる機構であるため、爪先は開時は本体より大きく、閉時は本体より小さくすることが可能です。また爪先開閉範囲の中であれば、把持位置の指令無しで物を把持できます。
当日は電動グリッパの実演デモを行いますので、是非とも当社の展示ブースにお立ち寄り下さい。


 プレスリリース

  • 2015年4月に福島大学発 第1号ベンチャーとして設立した、ロボット用精密機器を設計・開発・製造している企業です。福島大学の独自技術である『立体カム機構』および『クラウン減速機』を実用製品段階へ昇華し、その応用形態として、今までにない『小型3つ爪電動グリッパ』を開発しました。
    『立体カム機構』とは、三次元的なカム面を有するカムとフォロアで構成され、2組のカム面とフォロアが常に接触することで、精密な非平行軸伝動が可能です。この構造により、小型で低バックラッシ、広い動作範囲を実現しています。
    また、『クラウン減速機』は、ロータ歯車・ステータ歯車・アウトプット歯車の3つの歯車で構成され、ロータ歯車を、約180度離れた2つの歯が挟み込むように接触することでバックラッシが小さく、精密な角度制御が可能です。そして本減速機は小さなサイズと大きな減速比をシンプルな構造により実現しています。
    これらの技術を組み合わせる事により、「小型」「精密(バックラッシが極めて小さい)」で、且つ「力」のある3つ爪電動グリッパの実現に成功しました。
    今後もこれらの機構の小径化をすすめ、より人間の指の動きに近い、汎用的ロボットハンドの製品化を目指します。

 出展製品

  • クラウン減速機『μ dynamics Reducer γ』
    小径で短尺ながら頑丈で精密な角度制御が可能 ...

  • 小径で短尺ながら頑丈で精密な角度制御が可能

    <用途例> ロボット関節、既存減速機ユニットの小型化など 構造の特徴
     ・ローターギアから創成されるステータギアおよび、アウトプットギアの3つのギアで構成
     ・ローターギアを残りの2つのギアで挟み込むように接触
    これによって大減速比 / ゼロバックラッシ / 小型化が可能 / 逆駆動性が実現

  • 電動グリッパ『μ dynamics Gripper』
    力強く正確な「ピンチング」「キャッチング」「キーピング」を実現...

  • 力強く正確な「ピンチング」「キャッチング」「キーピング」。
    広い動作範囲を持つ『立体カム機構』と、大減速比で頑丈な『クラウン減速機』の相乗効果。かつてない高把持力と可動範囲をコンパクトなボディで実現し、異形のワークを確実に把持します。