東芝デジタルソリューションズ

製造業のお客様各社では工場のIoT化に取り組まれておりますが、工場や工程毎にシステムが散在しているため、データは収集しているものの工程や工場を横断したデータ活用まで至らないといった課題が存在しております。これらの課題を本ソリューションが解決します。

①散在するシステムに存在する各種データを自動で関連付け管理する統合データ基盤を提供しています。
単なるセンサやログのデータだけでなく、製造実績、品質、生産計画、在庫など、ものづくりに関わる様々なデータを蓄積し、活用を促進します。

②トレーサビリティ、要因分析、ダッシュボードなど、様々なものづくりデータを活用できるアプリケーションを用意しています。展示会場では、半導体工場をモチーフとした現場改善に繋げるための活用デモを実機にてご紹介します。

■Meister Apps 設備あやつり制御パッケージ
製造現場では、深刻化する労働力不足に備え、更なる生産性の向上が求められています。解決策の一つが製造設備のオペレーションの自動化です。しかし、200mm以前のレガシー半導体工場には旧型の製造設備が数多くあり、作業員による定型操作が残っています。「Meister Apps 設備あやつり制御パッケージ」は、製造設備の改造なしに外部装置を後付けすることで、定型操作の自動化が行えます。さらに、稼働データを操作画面から取得できるため、諦めていた旧型設備のIoT化やリモート監視が可能となり、オンライン対応を後押しします。

【ポイント1】 改造なしで後付け
対象の製造設備を改造せず、装置を後付けすることで操作を自動化できるようになります。 改造と比べて低リスクかつ短期間です。

【ポイント2】 オンライン化も促進
操作画面に表示されている値をデータ化できるため、諦めていた旧型設備のIoT化やリモート監視が可能となります。

【ポイント3】 生産性を向上
設備に対する定型操作を自動化することで、生産性の向上に加えて人為ミス撲滅の成果を出せます。作業者の多能工化も後押しします。

■QuickOnline
QuickOnlineは工場自動化に必要な装置オンラインを支援する通信パッケージです。
半導体製造装置や検査装置との通信は業界専用の通信プロトコルであるSECS/HSMSに対応し、半導体やLED生産工場、装置メーカーなど豊富な導入実績があります。
リアルタイムに発生する通信データをIoTデータとしてMeisterFactoryシリーズと連携することも可能です。

[Quick Onlineの特長]
1.装置オンライン化が容易
   個別仕様にフレキシブルな対応で、既存の通信ソフトを変更することなくユーザ要求の通信を実現。
2.SEMIスタンダードの対応（業界標準に準拠）
   SEMI E4,E37.1,E5に対応し、マルチデバイス、マルチトランザクション対応。
3.豊富なAPI
   ユーザアプリケーション構築のための豊富なAPIを標準装備。
4.スピーディな解析で通信異常を早期発見
   エラーログ、通信ログを標準装備。
5.充実のユーザインタフェース
   ユーザインターフェースが充実し、設定変更等はGUIで簡単に設定可能。
 
[QuickOnlineの主な機能]
１.動作中の設定変更が可能
２.ユーザー作成アプリケーションとの連携が容易
３.豊富なAPIで機能の呼び出しが簡単
４.スプール機能も実現可能
５.シングルトランザクションとマルチトランザクションの的確な制御

＜ネットワーク保護＞
ミッションクリティカルな工場設備を保護し、生産ラインの継続稼働を支援する産業向け次世代IPS
- EdgeIPSシリーズ

＜エンドポイント保護＞
産業制御システム向けの包括的なエンドポイントプロテクション
- TXOne StellarProtect（OT環境に負荷を与えない産業用次世代アンチウイルス）
- TXOne StellarEnforce（産業向けに設計されたロックダウンソフトウェア）

＜セキュリティ検査＞
USBポートに差し込むだけでマルウェア検出・駆除を実現
- Trend Micro Portable Security 3