自宅で利用するなら、各部屋や廊下に1台ずつミュートラックス子機を設置してみてはいかがでしょう。リビングからダイニングまで、どこへ移動してもシームレスにBGMが続く、ホテルロビーのようなラグジュアルな空間を作り出せます。
ミュートラックスにはマルチチャンネル対応モードもあり、子機3台(※1)とスピーカー6個を並べれば一揃いの5.1chサラウンドスピーカーとして扱うこともできます。
※ 1子機1台につきモノラルスピーカー2個を接続
店舗やイベント会場など人が集まる場所でのBGM再生は、まさにミュートラックスが本領を発揮する場面です。有線では取り回しが難しい場所にもスピーカーを設置でき、しかも複数台の運用が簡単。現行仕様では親機1台あたり8台までの子機(※2)をサポートしており、Wi-Fiの飛距離とあわせれば広い場内(※3)ももれなくカバーできるでしょう。もちろんワイヤレスですから撤収もスムーズです。
※2 保証外ですがもっと多数の子機を同時接続して動作した実績もあります。正式なカタログスペックは調整中です。
※3 ただし屋外での使用は電波法の制約を受けますので、電波法に適合したルータを別途ご用意ください。
この用途におけるミュートラックスの強みは、ワイヤレスでありながら子機同士の音のずれを有線なみにまで抑えられること。独自のコントロール信号によってしっかりと同期をとっているのです。これはハードとソフトの両方を設計している弊社の得意分野といえます。
試作機で行った実験では、子機間の音のずれはわずか1.2ms以内に収まりました。これならば複数のスピーカーの音が重なる位置に立っていても違和感はありません。
過去に弊社が参加したイベントでは、会場をぐるりと囲むようにスピーカーを配置することで音の死角をなくし、あたかも「音に包まれているかのような体験ができた」とご好評をいただきました。また逆に、子機ごとに異なる設定を適用することもできます。マルチチャンネル音源と組み合わせ、それぞれの子機に別々の楽器を担当させれば、コンサート会場さながらの音空間を再現することも可能。
普段使いからアートイベントまで、アイデア次第で活用方法は無限に広がります。