LOOVIC

中央区,  東京都 
Japan
https://www.loovic.co.jp/
  • 小間番号1111


スマホを見ないで移動できるナビデバイス&サウンドプラットフォーム

・背景

技術や経済の発展は、便利になる一方より街を複雑化してきた。
社会のSDGs志向は強く、特に欧州では人中心社会に変えていく取り組みは活発。ダイバーシティ志向や、環境保全志向は、日本に比べて意識が高い。この流れは、日本も不可逆的に受け入れることになる。
日本に目を向けると、デザインと技術の発展の両立性は、日本独自の取り組みが求められることになる。高齢化先進国として、シニア共生社会を考えなければならない。シニアになってももっと社会で移動し続ける流れを作らなければ経済循環は埋めず、アクティブに社会参画や共助体制なども作らねばならない。
当社はこの領域で、誰もがいきいきと暮らせる社会を目指し、その共創社会から社会のボトムアップを図る。空間認知を苦手とする人たちに向けてデバイスの開発を行う。従来動くことが課題だった人たちを動きやすくし、経済循環のエコシステムを築く。そして、排ガスを使わないエコ移動で環境にも優しく導いていく。

・プロダクト

地図の使いづらさを解決するフィジカルナビシステム。
首にまとうように装着するデバイスが、振動と声による直感的な誘導で、スマートフォンやARグラスなどの視覚的デバイスのながら歩きを解決する。
特に空間認知に苦手さを抱える方にとっては、常に事故の危険があり、地図の利用にも苦手さがあるために、外出時は人の支援に頼らざるを得ない。本デバイスは当事者のみならず一般社会を支える移動空間を根本的に変える技術となる。


 プレスリリース

  • LOOVIC株式会社(所在地:東京都中央区 代表取締役: 山中 享) は、プレシードラウンドにおいて、日本スタートアップ支援協会(JSSA) 、ツクイキャピタル、デジタルハリウッド、および複数のエンジェル投資家を引受先としたJ-KISS型新株予約権の発行による総額3,100万円の資金調達を行ったことをお知らせいたします。本資金調達により、フィジカルナビの製品化を加速させ、スマホデバイスのナビのわかりづらさから脱却できるよう新たな価値創造を進めていきます。

    〜誰もが不安なく、街歩きができるナビサービス〜

    ●      空間認知を苦手にする人にとっての移動の課題

    私たちの日々の生活では、スマホデバイス等のナビは欠かせないものとなっていますが、このようなデバイスは、空間認知を苦手とする方々にとっては苦手に感じてしまいます。

    迷うことに加え、周りが見えなくなり、時には事故の危険だってあります。

    技術や経済が発展し、街はより一層複雑化しつつある社会では、誰もが移動しやすい社会実装を望まれる一方、こういった苦手と感じる人達の声は届きにくく、そして解決策なく諦めるしかありませんでした。なぜなら、いままで空間認知を解決する目立った解決手段はなく、人的な移動の支援しか存在しなかったためです。

    ●      課題解決

    こうした課題に対して、LOOVICは、空間認知を苦手とするものの、目が見えているという特性を活かした「景色を見て歩くナビ」で、画面のナビの地図を見るなどの視覚的誘導技術に対して過度に依存しない移動を実現しています。

    ●      LOOVICのコア技術

    LOOVICは見ている景色を用いてナビをします。向かう先の空間上に人の声を録音し、再びその場所を歩けば、その人の声に加え、触覚的な案内が再生され、迷わないようにする技術です。

    支援してくださる人がそばにいる感覚を作り出し、無人でも迷いなく、景色に配慮しながら外出し、戻ってくることができる技術です。

    独自の直感的に移動方向を理解できるデバイスに加え、独自のサウンドアルゴリズムでコア技術をライブラリ化し、汎用的な用途などへの活用を目指し開発されました。

    ●      LOOVICの目指す社会

    従来の人的支援だと、リソースだけでなく、コストや相性の問題などがありました。さらに過度な支援での自立の阻害もありました。

    このように、一般社会での移動は自然でも、苦手な人にとって、移動が難しいことがあります。こういった方々が自らの意思で自由に外出できる社会を目指し、LOOVICは開発に取り組んでいます。

    このように空間認知が苦手な人にとっての直感的なナビは、私たちが普段手にしているナビの使いにくさから「ながら歩き」になっている行為をなくすことができる技術に直結します。

    誰しもが、移動社会でナビの使いにくさを解決できるものになるよう、社会全体が新しい移動する技術で究極なエコ技術に加え、SDGs社会を築き、一人でも多くの人たちが社会で活躍できるようになることを目指しています。

    ●      資金調達概要

    調達金額:3,100万円

    調達方法:J-KISS型新株予約権

    引受先:日本スタートアップ支援協会、ツクイキャピタル、デジタルハリウッド、

    エンジェル投資家(山本 正喜氏、今庄 啓二氏)

    資金使途:フィジカルナビゲーションデバイスの技術開発、実装および事業開発

    ●      投資家からのコメント

    日本スタートアップ支援協会(JSSA)代表理事 岡 隆宏氏

    テキスト ボックス: JSSAではさまざまなスタートアップのメンタリングを日々行なっております。私たちが日頃暮らす一般社会では、見えているようで見えていなかった領域に取り組むことは、並大抵のスタートアップではできない難しい取り組みです。しかしながら山中さんのようにこの領域に果敢に取り組むことは、日本国内にとどまらず、グローバル視点でのスマートシティ社会、シニア共生社会を考えたとき、絶対に社会に必要で、社会を変革する技術になると確信しました。山中さんは過去の経験、アセットを活かし、大きな夢を描きつつ、それに伴う多くの困難を打破してくれるだろうと期待し、投資を決断しました。これからのご活躍を期待しております。

    株式会社ツクイキャピタル 代表取締役社長 野嶋 義和氏

    テキスト ボックス: 当事者の自立支援を促すのみならず、日常をサポートする家族の負担を軽減する、という製品コンセプトに共感しました。視空間認知障害を持つ人を支援する製品ですが、「超高齢社会の課題に向き合い 人生100年幸福に生きる時代を創る」をミッションとするツクイグループは外出に不安を抱える高齢者の新たなチャレンジやコミュニケーションの機会創出により健康寿命の延伸に寄与するソリューションとなる可能性に期待しています。超高齢社会にやさしいサービスをLOOVICと共に創っていきます。

    デジタルハリウッド株式会社 インキュベート機関D ROCKETS

    執行役員 児玉浩康氏

     テキスト ボックス: 非常に難しい領域への挑戦ではありますが、
CEO山中さんの原体験に起因した高い課題解像度と強い愛情に、CPO澤田さんの素晴らしいテクノロジーの発想が噛み合い、非常にユニーク且つ合理的なソリューションに結実しています。
プロトタイプを体験したときには、正に耳を奪われる新しい体験でした。
これからLOOVICが多くの方々の見えるセカイを変える挑戦にご一緒させていただける事にワクワクしています。

    Chatwork株式会社 代表取締役CEO 山本 正喜氏

     テキスト ボックス: 国内でも550万人いると言われている視空間認知障害。そもそもそういった障害があることすら知られていないことが現状だと思います。この障害に誰よりも自分ごととして向き合い、そしてテクノロジーの力と誠実な想いを持った仲間とともに解決しようとしているのが山中さんです。私自身、テクノロジーの力を信じるCEOとして、LOOVICの成長を支援していきたいと考えています。

    K2 Frontier 代表 元フューチャーベンチャーキャピタル株式会社代表取締役社長

    今庄 啓二氏

    テキスト ボックス: 山中さんの身近なところでおこる課題解決を出発点に、社会課題の解決につなげようという事業はとても共感できます。また、この技術は幅広く応用でき、さらに大きな展開につながるポテンシャルを感じます。ハードウエアのスタートアップには様々な困難が伴いますが、山中さんのアイデア、行動力、成功に導く強い意志は、きっとこの事業を成功させ、社会に大きなイノベーションを起こすことになるものと確信し、応援させていただきました。今後の発展を期待しています。

    【LOOVIC株式会社チーム一同】

    ・代表者:代表取締役 山中 享

    ・所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座一丁目22番11号

    ・設立:2021年5月

    ・事業内容:スマートシティでのxR空間技術の開発、設計、コンサルティング

    ・URL:http://www.loovic.co.jp/

    ・公式Facebook:https://www.facebook.com/Loovic-333709554660583

    ・公式Twitter:https://twitter.com/yamanaka_loovic