環境省では、2030年度に温室効果ガスの2013年度比46%削減の達成、さらに2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロとする脱炭素社会の実現を目指すため、様々な最先端技術の開発や実証に取り組んでいます。
特に、脱炭素社会実現のためには、より一層の省エネルギー対策や再生可能エネルギーの導入を積極的に推進する必要があり、電力を使う多くの製品に活用されているパワー半導体の省エネ・高効率化が重要な課題となっています。
最先端窒化ガリウム半導体(GaN on GaN半導体)とそれを活用した省エネ設備や製品、システムは、こうした課題を解決できる技術の一つとして期待されています。環境省としては、「GaN技術による脱炭素社会・ライフスタイル先導イノベーション事業」(2014年度~2021年度)と「革新的な省CO2実現のための部材や素材の社会実装・普及展開加速化事業」(2020年度~)において、GaN技術の社会実装に向けた技術開発を支援してきました。
本出展では、これまでの成果を踏まえ、環境省事業の取組状況に関する情報を発信します。