当社は磁気デバイス評価・検査装置メーカーです。
磁気デバイス評価・検査の市場要求にこたえるために専用設計する
“特殊形状の電磁石”は、当社の特異技術です。
デジタル社会を支える半導体や電子部品のうち、
磁気技術を応用した磁気デバイスである
MRAMおよび磁気センサの評価・検査装置を展示しています。
TOHOKUパビリオンにぜひお立ち寄りください!!
展示紹介
▷STT-MRAM評価・検査装置
㈱東栄科学産業は、東北大学国際集積エレクトロニクス研究開発センター(CIES)、㈱アドバンテスト、 ㈱ 東京精密及び㈱日本マイクロニクスと共同でSTT-MRAMウェーハテスト向けに磁場印加可能な2種類のLSI検査システムを開発いたしました。STT-MRAMのテスト環境においては従来の電気的特性に加えて磁気特性取得が必要であり、本開発はその市場要求に応えるものとなります。なお、本事業はJSTの産学共創プラットフォーム共同研究推進プログラム(OPERA事業)を活用して実施されました。
▷磁気センサ検査装置
㈱東栄科学産業は、(公財)電磁材料研究所は経済産業省の令和3年度戦略的基盤技術高度化支援事業において共同研究開発を行っています。本事業は自動車のEV化に伴い新たな需要創出が見込まれる車載用磁気センサの検査装置の開発を行うものです。新たなデバイスが産業活用されるためには、デバイス開発と並行してそれを量産する装置の開発や性能向上も必要となります。本事業では、生産効率向上のボトルネックとなっている磁場印加のスピードに着目し、磁場をより高速に掃引可能な電磁石の開発を行い、従来装置の生産能力を3倍向上させることを目指します。