フェローテックホールディングス

中央区,  東京都 
Japan
http://www.ferrotec.co.jp
  • 小間番号4433


フェローテックグループは半導体市場を中心に、ハイテク分野で部品事業を展開するグローバル企業です。


 プレスリリース

  •  フェローテックグループは、株式会社フェローテックホールディングス(所在地:東京都中央区、代表者:賀 賢漢、以下 フェローテックHD)、株式会社フェローテックマテリアルテクノロジーズ(所在地:東京都中央区、代表者:山村 丈、以下 フェローテックMT)、株式会社大泉製作所(所在地:東京都中央区、代表者:坪 勝彦、以下 大泉製作所)、株式会社コスモ・サイエンス(所在地:神奈川県平塚市、代表者:武藤 泰和、以下 コスモ・サイエンス)の共同にて、2023年 12月13日 (水) - 15日 (金) 10:00-17:00 東京ビッグサイトで三日間開催される、「SEMICON JAPAN2023」に出展いたします。
    「SEMICON JAPAN2023」 URL: https://www.semiconjapan.org/jp

    なお、半導体製造関連業界に興味を持つ大学生・大学院生を対象に同時開催される「未来College@SEMICON(東京ビッグサイト 東7ホール)」にも出展し、学生の方への当社グループのご紹介もいたします。
    「未来College@SEMICON」 URL: https://www.semijapanwfd.org/mirai-college.html

    1980年に創業したフェローテックHDを親会社とするフェローテックグループは、半導体、自動車、バイオ、民生機器など様々な産業のお客様に部品を提供してきた、日本を中心に北米、欧州、中国、東南アジアなどでグローバルに事業を展開する企業です。SEMICON JAPAN2023当社グループ展示ブースでは、大泉製作所の「サーミスタ」の各種製品展示、コスモ・サイエンスの「クラスター型有機EL成膜装置」「対向スパッタ装置」の部品展示によるご紹介、フェローテックMTが今年販売を開始した「FerroCool®(チラー)」など、SEMICON JAPAN初出展製品を多数ご紹介いたします。

    もちろん当社グループの従来の製品、半導体製造装置向けマテリアル部材の「石英」、「セラミックス」、「CVD-SiC」を筆頭に、コア製品としてグローバルトップシェアを維持する磁性流体を応用した「真空シール」、そして、精密な温度管理が可能で、自動車、家電、通信、医療など幅広い分野で採用されている「サーモモジュール」等も展示し、当社グループのラインアップの広さをご覧いただきます。

    中長期で成長が見込まれる半導体製造装置市場に対応するため、当社グループは現在石川エリアで「セラミックス」の生産能力を増強中(新設の第2工場を22年11月に竣工、更に第3工場を24年中に竣工予定)、同様に「CVD-SiC」も岡山工場で生産能力の拡大に対応する他、九州シリコンアイランドでの半導体需要の拡大を見越し、熊本県大津町に新拠点を構築します(24年中に竣工予定、展開事業は「石英」「装置部品洗浄」)。

     ご興味のある方は、会期中に当社の展示ブースにお立ち寄り頂き、主要製品とその技術動向等についてご確認頂けますと幸いです。
    (当社グループ展示ブース:東4ホール NO.4433)

    ■㈱フェローテックホールディングス会社概要
     当社(東証スタンダード:6890)は、1980年に設立され、磁性流体および磁性流体シール製品の技術を中核に、産業界に素材、部品、精密システムソリューションを提供するグローバル企業です。世界の半導体、自動車、バイオメディカル、家電民生品等の各産業を下支えしています。
    商号           : 株式会社フェローテックホールディングス
    代表者        : 代表取締役社長 賀 賢漢
    所在地        : 〒103-0027 東京都中央区日本橋2-3-4 日本橋プラザビル
    設立         : 1980年(昭和55年)9月27日
    市場           : 東証スタンダード(1996年10月当時の店頭市場に上場)
    資本金        : 29,425 (百万円)/ 2023年3月31日現在
    連結売上高  : 210,810 (百万円) / 2023年3月期
    従業員数     : 連結 13,116名/単体 76名 / 2023年3月31日現在
    会社の特長  : ①ニッチトップ戦略 ②M&A戦略 ③グローバル戦略
    主力事業     :
    ●半導体等装置関連事業
    半導体製造装置向けの治具・消耗材に使用されるマテリアル製品(石英・シリコン・セラ ミックス・CVD-SiC)、真空シール・金属加工、その他部品洗浄サービスなど
    ●電子デバイス事業
    磁性流体、サーモモジュール(温度管理デバイス)、パワー半導体絶縁基板など
    拠点           : 日本、米国、ドイツ、ロシア、中国、台湾、韓国、シンガポール、マレーシア
    URL           :  https://www.ferrotec.co.jp/

    ■㈱フェローテックマテリアルテクノロジーズ
       フェローテックグループの国内事業会社の中核を担うため、「サーモモジュール」、「磁性流体」を祖業とした(株)フェローテック、「セラミックス」を祖業とした(株)フェローテックセラミックス、同様に「CVD-SiC」を祖業とした(株)アドマップの3社を統合して、2020年に発足しました。当社製品である材料の用途は多岐にわたり、IoT・AIや自動運転などテクノロジーの進化にともない広がり続けています。そして、これからも最先端の材料技術で新しい価値を創造していきます。
    URL: https://ft-mt.co.jp/

    ■㈱
    大泉製作所
     1939年航空機用の低腐食性合金を開発、電気接点の製品化で創業し、1944年に株式会社大泉航空機器製作所として設立されました。その後、電気通信省電気通信研究所の依頼を受けてサーミスタの開発に着手し、電話交換機用サーミスタの生産を開始いたしました。創業から80有余年にわたって開発・製造の歴史を積み重ね、今日では、サーミスタ温度センサのリーディングカンパニーへと成長してまいりました。そして2022年にフェローテックグループの一員となり、これからフェローテックグループと共に、新たな「価値」をより幅広いお客様に提供し、社会に貢献してまいります。
    URL: https://www.ohizumi-mfg.jp/

    ■㈱コスモ・サイエンス
    1984年の創業より、半導体製造装置メーカー、FPD 製造装置メーカー向けに真空装置の受託製造を行ってまいりました。今後はフェローテックグループの一員となったことを充分に活かし、グローバルな販売ネットワークや生産拠点との連携を図ることで、拡大が見込まれる半導体・液晶製造装置のみならず各種産業向け真空装置の設計開発から受託製造・組立の需要に呼応し、さらなる企業価値の向上を目指してまいります。
    URL: https://www.cosmo-science.co.jp/

    【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】
    ■株式会社フェローテックホールディングス
    IR室 IR・広報部
    内田 晋、ダニエル・トビー
    TEL:03-3281-8186
    FAX:03-3281-8848
    MAIL:uchida-s@ferrotec.co.jp
        danieltoby@ferrotec.co.jp

    ■株式会社フェローテックマテリアルテクノロジーズ
    広報担当
    道野 敬司
    TEL:03-3516-0800
    FAX:03-3516-0801
    MAIL:info-pr@ft-mt.co.jp


 出展製品

  • サーモモジュール(ペルチェ素子)
    直流電流を流すことで温度差が生じるサーモモジュール(ペルチェ/ゼーベック素子)...

  • サーモモジュールは、ペルチェ素子、または熱電素子とも呼ばれる半導体の電子部品で、コンパクトなヒートポンプ部品として機能します。

    直流電流を流すと、表面から裏面へと熱が移動することをペルチェ効果といいます。熱の移動により、サーモモジュールの片方の面が冷却されると同時に、反対の面は加熱されます。そして直流電源の極性を入れ替えると、この現象が逆転し、逆方向に熱の移動が行われるため、同じ面で冷却/加熱のいずれの目的にも使用できます。その機能によりセンサー・制御器と合わせて使用する事で精密な温度調節も可能となります。

    また、サーモモジュールの表裏面に温度差をつけ、電気の取り出しを可能とすることをゼーベック効果と言います。温度差が大きければ大きい程、取り出す電気も大きなものとなります。

    サーモモジュールは、近年注目されている、環境発電である熱電発電モジュール(ゼーベック素子)として機能します。これは、火力発電や原子力発電のように、水蒸気によりタービンを回す方式ではなく、発電モジュールの表裏面の温度差により直接発電されるため、環境負荷が小さく、熱源を燃焼させる必要もないことから、CO2削減の一環として今後大きな可能性があります。

    製品紹介URL: https://ft-mt.co.jp/product/electronic_device/thermo/
  • チラー(恒温水循環装置)『FerroCool®』
    サーモモジュール(ペルチェ素子)の技術を活用した応用製品として、チラー(恒温水循環装置)『FerroCool®』の販売を開始しました。 チラー(恒温水循環装置)とは、水などの循環する液体を予め設定した温度に冷却/加熱しながら供給する装置です。温調された循環水を介して設備や装置にある熱源などの対象物を一定の温度に保つことに用いられます。...

  • サーモモジュール(ペルチェ素子)の技術を活用した応用製品として、水などの循環する液体を温度コントロールしながら供給するチラー(※)製品『FerroCool®』の販売を開始しました。

    『FerroCool®』のサーモモジュール(ペルチェ)式チラーは、いずれの製品も±0.05℃と非常に高い精度で安定した温調を実現し、お客様の装置・設備の性能安定・信頼性向上に寄与いたします。

    また、サーモモジュール(ペルチェ)の特性を活かし 60℃までの加熱においても精密な温調を可能としています。

    更に、温室効果ガス不使用のため、環境への配慮も万全です。

    加えて、『FerroCool®』は当社グループのグローバルなサプライチェーンを活用することで、短納期対応も可能にします。

    熱源への冷却温調や、冷却性能試験、温度調整しながらの実験/評価用途などに幅広く活用いただけます。

    製品紹介URL: https://ft-mt.co.jp/product/semiconductor_equipment_electronic_device/chiller/

    (※) チラー(恒温水循環装置)とは、水などの循環する液体を予め設定した温度に冷却/加熱しながら供給する装置です。温調された循環水を介して設備や装置にある熱源などの対象物を一定の温度に保つことに用いられます。
  • サーミスタ(大泉製作所)
    サーミスタは、熱・温度変化によって電気抵抗値が変化する半導体セラミックスであり、大泉製作所はその特性を利用した各種電子部品の製造・販売をおこなっています。...

  • サーミスタは、熱・温度変化によって電気抵抗値が変化する半導体セラミックスであり、大泉製作所はその特性を利用した各種電子部品の製造・販売をおこなっています。またその各種電子部品は電子・電気機器のキーデバイスとして、人々の快適・安心な暮らしをサポートしています。

    大泉製作所は、永年培ってきた独自のサーミスタ技術の蓄積と、材料の研究開発から量産技術の確立まで一貫した研究開発体制により、過酷な環境下でも長期にわたって電気的特性が変化しない、均質で緻密な焼結体の量産化を可能としました。

    I S O 9 0 0 1及びI S O 1 4 0 0 1、IATF16949(注)の認証登録を受けるとともに、世界中のメーカーからも高い評価を得ています。

    (注)IATF16949:世界各国の主要な自動車メーカーが導入している、自動車産業特有の品質マネジメント規格

  • 磁性流体
    液体でありながら、外部磁場によって磁性を帯び、磁力に吸い寄せられる機能性素材です。...

  • 液体でありながら、外部磁場によって磁性を帯び、磁力に吸い寄せられる機能性素材です。1960 年代の NASAスペースプログラムで、無重力環境の燃料輸送等の目的で開発されました。現在は、スピーカーやアクチュエーター、センサー、分別リサイクル用途、その他当社主要製品の真空シールにも利用されています。

    当社では、当社グループが創業した1980年より培ってきた磁性流体に関する技術やノウハウを活用し、通常の磁性流体以外にもさまざまな応用製品を開発しています。応用製品は、独自技術で蛍光機能を追加した「蛍光磁性流体」、用途に合わせた超常磁性磁性材料「Hzero®コンポジット」、外部磁場により粘性が変化する「磁気粘性流体」など、磁性流体をコア技術とする当社ならではの幅の広さとなっています。

    ・磁性流体製品紹介URL: https://ft-mt.co.jp/product/electronic_device/ferrofluid/

  • 対向スパッタ装置(コスモ・サイエンス)
    対向するターゲットの裏側に可動磁石を設置しております。可動磁石は真空を破らずに移動させることでき、それにより対向ターゲット間の最適な磁場分布・プラズマ状態をつくりだすことが可能です。...

  • ■特徴
    ・プラズマダメージが極めて少なく、高スループット性を実現
    ・可変スパッタモードにより、初期成長膜をリニアにコントロール
    ・高速スパッタモードでも低温で、プラスチック基板でも冷却不要
    ・レシピ機能とデータフィードバック機能によって、早い試作・検討が可能