ヤマハ発動機

磐田市,  静岡県 
Japan
https://global.yamaha-motor.com/jp/
  • 小間番号7946


体験型アート作品“e-plegona"(イ・プレゴナ)を来場者の方にも体験いただけますのでぜひブースにお越しください!

ヤマハ発動機株式会社とヤマハ株式会社は、Changizi博士とカリフォルニア工科大学を研究パートナーに、共通の企業理念である「感動」の本質を科学とアートで研究しています。両社が追及する「感動」の理論仮説を検証するためのプロトタイプとして体験型アート作品“e-plegona(イ・プレゴナ)”を製作しました。“e-plegona”は、2名のプレーヤーが身体を使いながら非言語的かつ直感的な意思伝達を行うことで、両ヤマハが思い描く「感動」のエッセンスを体験できる作品です。両ヤマハが追及する「感動」の本質について、インスタレーションを体験いただいた皆様と共に理解を深めることができれば幸いです。


 出展製品

  • e-Plegona(イ・プレゴナ)
    ヤマハらしい「感動」の理論仮説を体験できるアート作品”e-plegona”...

  • ヤマハ発動機株式会社とヤマハ株式会社の両社のデザイン部門では、Mark Changizi(マーク・チャンギージー)博士とカリフォルニア工科大学・下條信輔研究室を研究パートナーに、共通の企業理念である「感動」体験の本質を科学とアートで解き明かすとともに、その再現に共同で取り組んでいます。この研究の一環として、科学とアートを融合させて制作したプロトタイプ“e-plegona"を、「サウス・バイ・サウスウエスト2023(略称:SXSW 2023)」や「hub.berlin 2023」「Tech Open Air Festival 2023」など世界的なイベントに出展してきました。この度、日本国内のイベントとして初めて「SEMICON 2023」に出展します。

    "e-plegona"は2人がペアとなり同時に体験するインスタレーションです。プレーヤーは円卓状のタッチパネル式モニタに触れることでNoteと呼ばれる目印を生み出し、もう一人のプレーヤーに送ります。生み出されたNoteは円形モニタに沿って移動し、もう一人のプレーヤーの手元にたどり着きます。Noteを送られたプレーヤーは、自分の手元に来たタイミングでNoteに触れることでTone(音)を生み出すことができます。二人のプレーヤーはそれぞれ、Noteを生み出してリズムを相手に送りつつ、送られて来たNoteに触れることでToneを生み出してリズムを奏でるという、2つの役割を同時にこなします。互いの表情や手の動き、NoteやToneのパターンに込められたメッセージなど非言語的なコミュニケーションを通じて、二人のプレーヤーは2つの役割をバランス良く入れ替えながらリズムを奏でていきます。二人が調和しながらリズムを奏でるほど、円形モニタの中央部にあるアートワークは成長し、二人が奏でるリズムにメロディやハーモニーが重ねられていきます。

    “e-plegona”は科学とアートを融合させたユニークな研究によって導き出された独自の理論によって誕生しました。両ヤマハが目指す感動体験には3つの要因があると考えています。1つ目の要因は「身体の動き」です。”e-plegona”ではリズムに乗りながら身体を使ってNoteを生み出すインタフェースを採用することで、乗り物や楽器のように身体を駆使することを再現しています。2つ目の要因は「強い感情体験」、そして3つ目の要因は「感情の動き」です。研究パートナーであるチャンギージー博士の理論に基づき、”e-plegona”ではNoteを介してお互いの意図やメッセージを伝えあうようにデザインされています。これにより非言語的で直感的な意図のやり取りの繰り返しを生みだし、「強い感情体験」と「感情の動き」を人工的に発生させています。両ヤマハが追い求める感動のエッセンスを、科学とアートを融合させた独自の研究によって体験化させたアート作品”e-plegona”を、ぜひご体験ください。