当社は磁気デバイス評価・検査装置を開発製造しています。
その中でも、コアとなる電磁石が最大の強みです。
ブースでは、磁気デバイス評価・検査における最先端の技術をご紹介しますので、
TOHOKUパビリオンにぜひお立ち寄りください!!
展示紹介
▷STT-MRAMテスト用磁場応用システム
㈱東栄科学産業は、東北大学国際集積エレクトロニクス研究開発センター(CIES)、㈱アドバンテスト、 ㈱ 東京精密及び㈱日本マイクロニクスと共同でSTT-MRAMウェーハテスト向けに磁場印加可能な2種類のLSI検査システムを開発いたしました。STT-MRAMのテスト環境においては従来の電気的特性に加えて磁気特性取得が必要であり、本開発はその市場要求に応えるものとなります。なお、本事業はJSTの産学共創プラットフォーム共同研究推進プログラム(OPERA事業)を活用して実施されました。本装置を活用した成果が2024年10月24日~26日に開催されたSWTest Asia 2024で報告しました。
▷磁気センサ検査装置
株式会社東栄科学産業と公益財団法人電磁材料研究所は、高速に磁場掃引可能な電磁石を、経済産業省の戦略的基盤技術高度化支援(サポイン)事業を活用して共同で開発いたしました。自動車のEV化に伴い、磁気センサの新たな需要創出が見込まれております。より一層磁気センサが産業活用されるためには、センサ開発と並行して、量産装置の性能向上も必要となります。しかし、磁場印加を要する製品全数検査における電磁石の磁場掃引速度が、デバイス生産効率向上の最たるボトルネックとなっておりました。開発の結果、磁場掃引速度が従来比約100分の1となり、タクトとしての検査能力では、従来比5倍に向上させることに成功いたしました。
▷磁場中熱処理装置