【シリコンウェーハ向けワイヤーソー後デマウンター】
ウェーハ製造工程において非常に重要な自動化装置です。この装置は、ワイヤーソーでスライスされたウェーハを、プレート治具(ビーム)から自動的に剥離し、その後、洗浄してカセットに収納するまでを全自動で行います。主に、熱風加熱方式を用いてウェーハを1枚ずつ剥離し、高圧洗浄やスクラブ洗浄、リンス洗浄を行った後、乾燥プロセスを経てカセットに収納されます。
このデマウンターは、特に高精度での自動処理が求められる半導体業界において、効率的かつ低コストな運用が可能で、手動での作業から完全自動化に移行することで、生産性の向上を実現します。また、オプションとして、ローダーIDリーダーやRFID機能の追加も可能です。
この装置は、ウェーハ処理の効率を大幅に向上させるだけでなく、非常にクリーンな環境での作業を維持し、歩留まりの向上に寄与します。