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アドバンスソフト

千代田区,  東京都 
Japan
http://www.advancesoft.jp/
  • 小間番号2839


自社開発した国産のシミュレーションソフトウェアを展示します。

アドバンスソフト株式会社は、高度な計算科学技術を基盤に、シミュレーションソフトウェアの開発と販売を行っております。流体、構造、ナノテクノロジー、半導体分野など、多岐にわたる産業分野へのソリューションを提供しています。また、受託開発や受託解析、AI活用のコンサルティングサービスも手がけ、最先端技術を駆使したお客様の課題解決を支援しています。


 プレスリリース

  • AIによる材料モデリング機能“Autopilot”をAdvance/NanoLaboに搭載

    ユーザーが作りたい原子構造モデルを言葉で入力するだけで、自動的にモデルが生成される“Autopilot”の機能を世界に先駆けて開発しました。例えば、以下のような命令文で該当モデルが生成されます。
    1.命令文「NMC電極の110表面と、1mol/LのLiBF4のEC:DMC(7:3)溶液の固液界面」
    層状LiCoO2のスーパーセルを作り、CoをMnとNiに置換して(110)スラブを作った後、EC, DMC, Li+, BF4- を指定された割合でパッキングします。 
    ※AIがNMC電極の意味を理解した上でモデリングします。
    2.命令文「Fe/Ni/Cr/Mn=7/1/1/1の合金」
    Feのスーパーセルを作成した後、FeをNiに10.0%置換、FeをCrに11.1%置換、FeをMnに12.5%置換します。
    ※AIが元素置換率を自動計算してくれます。
    3.命令文「ZrO2/Rh(111) + 2 x NO@hollow」
    ZrO2とRh(111)の界面モデルを作成して、その上に一酸化窒素分子をホローサイトに2つ吸着させます。
    ※AIは化学式を使った曖昧な表現も理解します。
    音声による命令文の入力にも対応しています。また、AIによる自動モデリング遂行中にユーザーが細部を適宜設定できる“セミオートモード”も利用可能です。
    Autopilotの機能は、Advance/NanoLaboの次バージョンよりお使いになれます。Advance/NanoLaboのライセンス料金以外の追加費用は発生しません。
    詳細は機能紹介動画をご覧ください

 出展製品

  • Advance/NanoLabo
    Advance/NanoLaboは、Quantum ESPRESSO および LAMMPS などのオープンソースの材料解析ソフトウェアに対応したグラフィカルユーザーインターフェースです。Materials Project などの材料データベースを検索し、モデリング・計算条件設定が極めて容易に行えます。第一原理計算や分子動力学計算を実行し、その結果は瞬時に可視化されます。初心者向けに設計された直感的で使い易いGUIが多くのユーザーに支持され、2018年の販売開始から国内外で数百件の販売実績があります。...

  • Advance/NanoLaboの特徴

    •  直感的で使い易いGUI
       最小限の手順のみで、直感的に操作できるようにデザインされています。材料シミュレーションをこれから始める方に最適です。
       
    • 多彩なモデリング機能
       スーパーセル、不純物置換、格子欠陥、空間群判定、表面・界面モデル、有機分子描画、分子吸着、溶媒充填、高分子モデル、など
       
    • 最先端のNeural Network力場にも対応
       オープンソースの汎用Graph Neural Network力場(Open Catalyst、M3GNet、CHGNet、SevenNet)に加えて、当社独自開発のAdvance/NeuralMDで作成した力場が利用できます。力場データベースも公開中です。
       
    • 世界初の材料モデル生成AI
      ユーザーが作りたい原子構造モデルを言葉で入力するだけで、自動的にモデルが生成される“Autopilot”の機能を世界に先駆けて開発しました。

    製品サイト:https://www.nanolabo.advancesoft.jp/

  • Advance/NeuralMD
    Advance/NeuralMDは、Neural Network力場に基づいた分子動力学計算のソフトウェアです。 Quantum ESPRESSO にて出力された第一原理計算の結果を教師データとして、分子力場を作成します。この力場を利用して、 LAMMPS にて分子動力学計算を実行します。自己学習ハイブリッドモンテカルロ法による力場の自動生成、10万原子系の計算を可能にするGPUでの高速化など、様々な最新鋭の技術を搭載しています。また、事前に作成済みの力場データベースも用意しています。...

  • Advance/NeuralMDの特長

    • 3G-HDNNPをベースとした力場定義
      Advance/NeuralMDに実装されたNeural Network力場はHigh-Dimensional Neural Network Potential (HDNNP)をベースとしてもので、各原子の電荷による長距離クーロン相互作用を考慮した第3世代アルゴリズム(3G-HDNNP)が利用可能です。さらに、当社が独自に開発したΔ-NNP法や複数Neural Networkモデルの平均値を用いる手法を併用することで、比較的に少数の教師データで安定した力場を作ることができます。これらの手法を適用した、リチウムイオン伝導体の伝導率計算や核燃料材料の融点解析の事例があります。
       
    • Advance/NanoLaboからの操作
      教師データの作成、ニューラルネットワークの学習および力場生成、分子動力学計算の実施まで、全ての工程をAdvance/NanoLaboの画面から操作可能です。グランドプロジェクト(右図)にて多数の教師データ等を管理しつつ、作業を進めることができます。また、教師データ作成においては、第一原理計算を複数の計算リソース(計算サーバーやクラウドなど)に分散させることも可能です。
       
    • 自己学習ハイブリッドモンテカルロ法
      自己学習ハイブリッドモンテカルロ法は、日本原子力研究開発機構により開発された第一原理モンテカルロ法のアルゴリズムです。モンテカルロ法における提案構造としてNeural Network力場による分子動力学計算のトラジェクトリーを適用することで、モンテカルロ計算自体については第一原理の精度が保証されつつ、効率的な構造のサンプリングが実現できます。モンテカルロ計算の実行と同時に、各構造で計算された第一原理計算の結果を利用してNeural Network 力場の学習についても並行して実施されます。その結果、当該手法を実行すると対象とする系に特化したNeural Network力場が自動生成されることになります。
       
    • GPUによる高速化
      Advance/NeuralMD ProはGPUでのニューラルネットワークの学習および分子動力学計算に対応しています。MPI並列との併用も可能で、複数のGPUを搭載したマシン and/or GPUを搭載した複数のマシンノード にも対応しています。GPU1デバイス当たり2~4つのMPIプロセスを起動することで、GPUとCPU双方の稼働率を常に高い状態に保持できるように設計されています。計算コストの高い対称関数および力の計算をGPU化しています(左下)。32基のGPUを用いて、約10万原子系の分子動力学計算を約260倍高速化することに成功しています。

    製品サイト:https://www.nanolabo.advancesoft.jp/neuralmd/

  • Advance/TCAD
    Advance/TCADは、複数デバイスの一体解析(セルレベルシミュレーション)やデバイス・外部回路(LCR)一体解析(Advanced mixed-modes)、さらに光連成解析等の高度な機能と使いやすいGUIを備えており、超微細半導体デバイスからパワーデバイスまでのさまざまな解析に対応した国産3次元TCADシステムです。 ...

  • Advance/TCADの特長

    • Advance/TCADは、当社が開発した国産の3次元TCADシステムですので、お客様の広範なニーズに対して柔軟にお応えすることが可能です。
    •  独自に開発した高速で安定的な計算手法や分散メモリ型並列計算機能の採用などにより高速でロバストな大規模3次元プロセス・デバイス計算が可能です。
    • 各種の物性値や計算パラメータはユーザにより 任意の値が設定可能です。
    • 研究から製造までの幅広い用途にご使用いただけます。
    • 超微細デバイス、パワーデバイスのそれぞれの解析に特有な解析機能を備えています。
    • また研究用途に加えてWindowsPCでの動作も可能な為、教育機関での半導体教育の教材として学生さん自前のPCにインストールして頂き、教育講座の中でお使い頂く事も出来ます。

    • 製品サイト:https://www.advancesoft.jp/products/semiconductor/advance-tcad/

  • Advance/PHASE
    Advance/PHASE は、密度汎関数理論と擬ポテンシャルを用いた平面波展開による第一原理計算ソフトウェアです。 2024年6月にVer.4.4がリリースされました。 1993年から複数の国プロによる開発を経て2004年にアドバンスソフト株式会社から商用版をリリースし、 その後も現在まで30年以上の開発により進化し続けています。金属、半導体、触媒等の材料分野の研究開発を中心に 多くの企業、研究機関、教育機関にご利用頂いております。 ...

  • Advance/PHASEの特長

    ・量子力学に基づき電子状態を求めるので、精度の高い計算結果を得ることが出来ます。

    ・周期表全ての元素の擬ポテンシャルを揃えているため、金属、絶縁体、半導体、磁性体、誘電体、ハーフメタル、有機材料、有機半導体など様々な材料の結晶などの3次元系だけでなく、表面・界面や分子の孤立系のシミュレーションができます。

    ・最新動向を踏まえて開発したMI機能により、データベース検索(結晶構造、バンド図、弾性率、相図等)や データマイニング(鉄鋼・磁性・二次元・誘電・圧電・熱電材料等)などが可能となっております。

    ・外部プログラムとの連携も積極的に進めており、活用範囲が広がっております。

    ◆充実のサポートサービス
    ・開発チームによるE-mailサポート
    ・習熟度に合わせたトレーニングコース(別途有償)

    ◆使いやすい専用GUI PHASE Viewer付属


    製品サイト

    https://www.advancesoft.jp/products/nano/advance-phase/