Loading...

横浜国立大学 大矢剛嗣 研究室

横浜市保土ヶ谷区,  神奈川県 
Japan
https://arrow.ynu.ac.jp
  • 小間番号E6834


本研究室で開発したカーボンナノチューブ(CNT)と紙や糸との複合材である「CNT複合紙/複合糸」等の紹介をいたします。

近年ナノテクノロジー分野で注目されているカーボンナノチューブと、紙や糸との複合材である「カーボンナノチューブ複合紙/複合糸(布)」を紹介します。本複合材料は、日本古来の和紙作製技術や染色技術を応用し非常に簡単に得ることができます。日本に和紙の伝統や繊維工業の歴史があったからこそ生まれた材料ともいえます。本展示では紙/糸(布)でありながらカーボンナノチューブの機能を有する材料を紹介し、エレクトロニクス応用に関するデモンストレーションなども行う予定です。本複合紙/複合糸(布)はまだ研究途上にはありますが、実用化が叶えば「紙/糸でありながらトランジスタとして動作(ペーパートランジスタ、紙トランジスタ,糸トランジスタ)」、「紙/糸でありながら熱電発電素子として動作(熱電発電紙,熱電発電糸)」、「紙でありながら太陽電池として動作(太陽電池紙(ここでは色素増感型太陽電池))」、「紙のヒーター(ペーパーヒーター)」など、これまでにないユニークなものが実現できると考えています。また、今回も、”紙ならでは”の特徴を生かした「熱源不要な熱電発電素子」も紹介予定です。これは、あたかも植物が蒸散するかのように、紙の熱電発電素子が液体を吸い上げ、それを蒸発させ、気化熱により素子両端で自発的に温度差を生むことで熱電変換をするという「蒸散型熱電発電紙」になります。さらには、CNTと紙とのいいとこどりであることを生かした、湿度~水滴まで幅広く検知可能な水分センサも実現可能です(水分だけでなく油も可能)。ぜひ、紙ならではの応用をご覧ください。さらには、複合紙・複合糸の作製過程で偶然生まれた新しいタイプの「CNTヒドロゲル」も紹介します。このゲルは導電性を持ち、ゲル⇔ゾル(液状)を何度でも繰り返し変換できます。再利用可能なタイプのゲルであり、こちらも様々な用途展開が期待されます。ぜひ、一風変わった材料をご覧ください。


 出展製品

  • カーボンナノチューブ複合紙
    カーボンナノチューブと紙との複合材料です。...

  • カーボンナノチューブ(CNT)と紙からなる複合材料になります。日本伝統の紙漉き技術(和紙づくり技術)に学んだ簡便な手法で作製が可能です。CNTが導体的な性質や半導体的な性質を有することから、導体的な紙、半導体的な紙が実現でき、それをベースに紙のトランジスタ、紙の熱電発電素子などが実現可能です。

    同様に糸や布との複合材料も開発済みであり、エレクトロニクス応用を開拓中です。