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栗田工業

Nakano-ku,  Tokyo 
Japan
https://www.kurita-water.com/
  • 小間番号W1137


水と環境の課題解決を通じて、持続可能な社会の実現を目指すクリタはPFAS対策や排水回収技術などを展示しています。

弊社ブースでは、全6カテゴリーを展示します。
・排水回収 / 資源回収
・PFAS対策
・機能性水
・Alliance for Water Stewardship(AWS)
・宇宙の水(宇宙ステーションに搭載した水処理装置の実物大模型を展示)
・精密洗浄

もし当社の技術や水処理にご興味があれば、後日クリタグループの研究開発・イノベーション創出拠点であるKurita Innovation Hub(KIH)に
お越しいただき、展示品以外の水処理に関するご相談を受け付けることも可能です。お気軽にお問合せ下さい。


 プレスリリース

  • 栗田工業株式会社(本社:東京都中野区、社長:江尻 裕彦、以下「クリタ」または「当社」)は、FREDsense Technologies Corp.(本社:カナダ アルバータ州カルガリー、CEO:David Lloyd、以下「FREDsense」)と協業し、同社が開発したPFAS濃度測定用モバイル分析キット「FRED-PFASTM」(以下「本キット」)の、クリタグループが提供する水処理装置内への導入を通じた普及を目指します。

    PFASとは、人工的に作られた有機フッ素化合物の総称で、水や油をはじく効果や高い耐薬品性・耐熱性から、工業用から消費者向けまでさまざまな製品に使われています。しかしながら、PFASの一部は、発がん性や子どもの成長への影響などの有害性が指摘されていることから、近年欧米を中心に水質規制・製造規制の厳格化が進んでおり、日本においても2026年度から、PFASのなかでも特に有害性が指摘されているPFOAおよびPFOSに対し、水道水水質基準化と定期的な検査の義務化が予定されています。

    これらを背景に、さまざまな産業において、工場等における用水や排水のモニタリングとして、PFAS濃度を現場で迅速に測定することへのニーズが高まっています。クリタグループでは、PFASへの対応を水と環境に係る社会課題の一つと認識し、事業領域におけるPFASの影響等に係る多面的な情報の収集・分析および対応の検討と、お客様に対するPFASの分析、処理、および処理材の廃棄に係る、技術的な知見にもとづく課題解決を支援しています。

    この一環で、当社は、FREDsenseと協力し、本キットを用いた実排水をサンプルとしたPFAS濃度測定を通じ、分析精度の正確性の調査、ならびに、キット自体の堅牢性や操作性、潜在的な用途の可能性などの分析や検討を実施してきました。その結果、簡易な操作で実排水における高い分析精度を示すことを実証するとともに、従来はサンプル輸送や前処理を含めて2~3週間程度を要していた分析結果が、本キットを用いることにより数時間で入手可能になることを確認しました。

    今後は、FREDsenseと協業しながら、これまでの分析結果や検討を踏まえつつ、クリタが有する水処理に係る知見や経験、さまざまな業界の専門知識などを組み合わせることにより、本キットのクリタグループが提供する水処理装置内への実装と市場への普及を目指していきます。

    クリタグループは、創立以来培ってきた水に関する知を駆使して、お客様と社会に新たな価値を提供する技術、製品・サービスや、ビジネスモデルを創出し、水と環境に関する社会課題の解決を通じた持続可能な社会実現への貢献を引き続き目指してまいります。

  • 栗田工業株式会社(本社:東京都中野区、社長:江尻 裕彦、以下「当社」または「クリタ」)は、月面資源開発に取り組む日本発の宇宙スタートアップ企業である、株式会社ispace(本社:東京都中央区、代表取締役CEO & Founder:袴田 武史、以下「ispace」)による第三者割当増資を引き受け、同社へ約20億円(*1)の出資をすることを決定しましたので、お知らせいたします。

    宇宙空間や月・火星において人類が生活や活動をするためには水は不可欠な物質です。さらに、地球から月面などに水を輸送するとなると膨大なコストが掛かることなどから、宇宙分野における水処理の重要性はますます高まっています。そのため、宇宙空間を移動する宇宙機の推薬となる液体酸素および液体水素を、月面に存在するレゴリス(*2)に含まれる氷や水から製造するためのプラントを月面に建設し運用することを視野にした動きが本格化しています。

    当社は、ispaceが目指す長期ビジョンである、月と地球を一つのエコシステムとする経済圏の創出「Moon Valley 2040構想」に賛同し、同社の月面探査プログラム「HAKUTO-R」に対し、2023年11月にサポーティングカンパニーとして、また、2024年11月からはコーポレートパートナーとして参画(*3)し、同プログラムを支援してきました。また、本年3月には、ispaceの2027年以降に実施される月ミッションにおいて、当社が開発する月面水処理実証試験装置(以下「本水処理システム」)を、同社のランダー(月着陸船)にペイロード(*4)として搭載し、月面までの輸送を実施するための検討に関する基本合意書を締結(*5)しています。

    このたびのispaceへの出資は、当社における2030年代の月面事業の確立を目指すための活動の一環です。今回の出資により、本水処理システムの月面輸送および実証試験に向けた検討や、月面での水資源の利活用に関する取り組みをより加速させていきます。そして、ispaceをはじめ、宇宙開発に携わるさまざまな官民との協業の強化を図っていきます。

  • 栗田工業株式会社(本社:東京都中野区、社長:江尻 裕彦、以下「クリタ」または「当社」)は、NPO法人日本ハラール協会のハラール認証(*1)を取得したボイラ・冷却水用水処理薬品「クリタイト™シリーズ」(以下「ハラール認証クリタイト」)の販売を、当社およびクリタグループの国内販売会社にて本日より順次開始します。

    クリタイトは、食品・飲料、化粧品、化学品などの製造業や国際空港や大型ホテルなどの設備等で“安全・安心”を求めるお客様向けの、ボイラおよび冷却塔における腐食やスケール付着などの水に起因する障害を防ぐ水処理薬品です。原料に食品・食品添加物のみを使用し、製造段階における他の原料や異物の混入を防ぐため専用の製造ラインで製造しています。さらに、原料の受け入れから製造、検査、出荷までの各工程では、集中システムにより一貫かつ徹底した品質検査を実施しています。

    このたびのハラール認証クリタイトの展開は、日本国内におけるムスリム人口の増加や訪日外国人旅行者の増加にともなうハラール対応への要望の高まりにおいて、製品そのものや原料だけでなく、製造工程で水や蒸気を使う食品工場等でハラール認証の取得が増加していることを踏まえたものです。クリタグループで主に国内向けの薬品製造を担うクリタ・ケミカル製造株式会社の本社工場(茨城県猿島郡)において、豚肉やアルコールなどイスラム法で禁じられている成分が含まれていないことを含め、衛生的かつ適切な製造過程・設備・保管・管理体制で製造することを前提に、ハラール認証を取得しました。なお、ボイラ向けの水処理薬品としてハラール認証を取得した製品は、クリタイトが国内初(*2)となります。

    クリタグループは、創立以来培ってきた水に関する知を駆使し、お客様と社会に新たな価値を提供する技術、製品・サービスや、ビジネスモデルを創出し、水と環境に関する社会課題の解決を通じた持続可能な社会実現への貢献を引き続き目指していきます。