銅バンプはその電気特性や放熱性などから半導体部品に多く用いられている。その性質上銅バンプの高さは100μm前後のものも多く、硫酸銅めっきプロセスで形成するにはかなりの時間が必要である。当社では、めっき時間やバンプ形状など様々な用途に応じた硫酸銅バンプ用めっきプロセスの開発を行ってきた。過去にラインナップされた製品プロセスの特長を以下に記す。
〇CU-BRITE BU
低電流密度(5A/d㎡以下)でのストレートバンプに対応、光沢でややトップが丸い形状のバンプが得られるプロセス
〇XP-CS
低電流密度(5A/d㎡以下)でのストレートバンプに対応、無光沢外観のプロセス
〇CU-BRITE BU2HA
高電流密度(5~10A/d㎡)でのストレートバンプに対応、光沢でフラットな形状のバンプが得られるプロセス
〇CU-BRITE BUHD
高電流密度(10~20A/d㎡)でのストレートバンプに対応 無光沢外観のプロセス
今回紹介する製品は、メガピラーに対応するため、高電流密度対応を可能にしつつ、均一性、矩形性に最も優れた性能を発揮できるよう開発したプロセスである。