ハードウェアの特長
完全な平行平板型のダウンスパッタ装置。
高真空ロードロックによるスパッタの膜質の向上3,~5式のカソードを搭載可能。
デュアルパレットインライン処理デザインによる高いスループットを実現。
パレットは、様々なサブストレートの要求に応じることが可能です。
例) 半導体ウェハ: φ2インチ x 36枚~ φ150mm x 4枚
選択できるロードロック ドアの位置(装置の側面又は正面)。
全てのターゲット下でシングルまたはマルチパス製膜が可能。
ユーザーフレンドリーなソフトウェアによる完全自動ツールコントロール。
完全自動又は、手動での基板ローディングが選択可能。
様々なサイズや形状の基板に対応可能研究開発および生産に最適。
スパッタリング中のスキャン速度を調整可能 (1-400 cpm) で、厳密な膜厚制御が可能。
スパッタエッチング機能により、スパッタ膜の密着性を向上。
310 x 310 mmの成膜エリア
主なプロセス上の特長
全てのカソード位置でDCマグネトロン、RFマグネトロン、RFダイオードの機能を使用する事が可能。
全ての金属ターゲットをDCマグネトロンで製膜可能。
RFマグネトロンで全ての絶縁ターゲット材を製膜可能。
2つ又は3つのターゲット間でのコスパッタリングを行う事が可能。
OLED用に高透過率、低抵抗率のITO膜を成膜可能。
全ての磁性ターゲット(Ni、Fe系材料)を特殊なカソードで製膜可能。
誘電体ターゲット材料の高い製膜速度を得る事が可能。
スパッタリングチャンバー内に最大4~5個のカソードとエッチ、ヒートを設置可能。
- DCMによる完全反応性成膜 SiO2、Si3N4、Al2O3、AlN、TiO2。
- RFM 完全反応性および/または非反応性製膜。
様々な用途の多層コーティングが可能:
- 誘電体ミラーやフィルター用のSiO2とTiO2が20~30層。
- 斬新で硬質な多層ナノコンポジット用の最大700層の金属交互層。
その他にも、パルスDC電源、DC バイアス、デュアルカソード等の多様なオプションが設定されています。
カソードの種類
標準およびMagterial(磁性材料成膜用)の平面マグネトロンカソード
RFモードで使用する平面ダイオードカソード
Clamed Target
特殊カソード: 4分割された棒状のターゲットでカソードにクランプし固定される。
Target材料の断面形状から "CHI"、"UPSLON"、"MU"