日鉄ステンレス鋼管㈱は、日本製鉄㈱と連携した一貫した製造、
研究開発体制で高品質、高機能な商品ラインナップを実現しています。
①スーパークリーンパイプ
半導体製造装置におけるプロセス配管は、管内面の優れた平滑度・清浄性が必要です。
このニーズに応える為、日本製鉄㈱の高清浄鋼を素材として、
当社の高級精密管製造技術により優れた内面平滑度と内面清浄性をもつ
高品質なスーパークリーンパイプを提供します。
近年の半導体の高精細化に伴い、半導体製造の前工程で使用される特殊材料ガスの
更なる高清浄度化が求められることから、SUS316L EP 管よりも耐食性が高い
UNS N06022(Alloy 22) EP管を商品ラインナップに追加しました。
②高圧水素用ステンレス鋼管(HRX19Ⓡ)
水素社会実装に向け、高圧水素用ステンレス鋼 HRX19Ⓡを日本製鉄㈱と開発しました。
HRX19Ⓡは、高強度、耐水素脆性、溶接施工性の3つの特長をもつ材料であり
2013年から日本各地の水素ステーションや機器内配管など複数案件に採用されています。
③極低温の液化水素用ステンレス鋼管(HYDLIQUIDⓇ)
HRX19Ⓡのノウハウを活かし、極低温の液化水素用途にHYDLIQUIDⓇ
(強度はASME TPXM-19の規格要求値を満足)を開発し、販売しています。