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カールツァイス

千代田区,  東京 
Japan
https://www.zeiss.co.jp/microscopy
  • 小間番号2010


先端デバイス開発と分析、その高効率化を支えるZEISS顕微鏡。超高分解能X線CT、不良解析ワークフロー等先進技術をご紹介

カールツァイスは革新的な顕微鏡システムメーカーとして、お客様の研究開発に役立つ先進の半導体解析ソリューションを提供いたします。新素材や先端デバイスの開発と分析、そしてその高効率化・迅速化を支えるのがカールツァイスの顕微鏡技術です。


 プレスリリース

  • カールツァイス株式会社(東京都千代田区麹町、ヴィンセント・マチュー社長)は、8月末にグローバルで同時にリリースされた新しい超高分解能X線顕微鏡であるVersaXRM 730のデモ機を、11月に東京麹町本社オフィスにも設置・導入し、同顕微鏡の日本での本格的なプロモーションを開始します。


    ZEISS VersaXRM 730は、研究者のための画期的な3D X線顕微鏡です。この新しい装置は、高解像度、高速スキャン、直感的な操作、高性能AIなどの優れた特徴を備え、研究の効率化に大きく貢献し、3Dイメージングを劇的に変えることが期待されます。


    . 高空間分解能:従来の装置を凌駕する最高空間分解能450nmでより詳細な3D画像を取得でき、非破壊で物質の内部構造をより詳細に観察できます。
    . 幅広い分解能パフォーマンス:最高管電圧160kVで空間分解能500nm、作動距離100mmで空間分解能750nm幅広い条件、サンプルで物質の内部構造を詳細に観察できます。
    . 高速スキャン:FAST Modeにより1分間の断層撮影が可能となり、短時間で多くのデータを取得できるため、研究のスピードアップに繋がります。
    . 直感的な操作:栄誉あるレッドドット「Best of the Best interface design」賞(2024年)を受賞したZENnavx.を採用し、誰でも簡単に操作できます。
    . 高性能AI:DeepRecon Proにより、画像処理の精度が向上し、より詳細な情報を得ることができます(2年間のライセンス)。


    グローバル・セールス&サービス責任者であるマーティン・フィッシャーは、「3次元X線顕微鏡を成功させるには、効率的な探索、正確なフィーチャーターゲット、そして新たな発見を可能にする強力な機能が必要です。ZEISS VersaXRM 730は、特許を取得した新技術とベストデザイン賞を受賞したソフトウェアと組み合わせることで相乗効果を発揮し、極めて優れた性能を発揮します。最も実績があり汎用性の高いXRMプラットフォームを活用することで、当社の卓越性へのコミットメントを表現し、3D X線顕微鏡の分野を再び前進させました」と述べています。

    人間中心設計による生産性向上
    ZEN navxは、顕微鏡操作をより簡単かつ効率的にするための総合的なシステムです。初心者でもすぐに使いこなせるように、ビルトインのガイダンスや自動化されたワークフローが備わっており、経験豊富なユーザーにとっても多様な機能を活用できる柔軟性があります。内蔵のSmartShieldはシステムとサンプルの衝突を防止し、システムとサンプルを保護します。また、ZEN navx File Transfer Utility (FTU)は、顕微鏡から他の場所へ自動的にデータを転送するので、ユーザーは必要な時に必要な場所で情報を得ることができます。


    FPX FASTモードの高速断層撮像による関心領域へのアクセシビリティの向上
    ZEISS VersaXRMシリーズのオプションであるフラットパネルエクステンション(FPX)は、汎用性をさらに高め、FASTモードによる1分以下の断層撮影を実現します。FAST Modeは、ZEN navx完全に統合されているため、Volume Scoutワークフローと組み合わせることで迅速な3Dデータセット上でのナビゲーションが可能です。さらに、高い空間分解能とサンプルフレキシビリティを持つ40x-Prime検出器を用いることで、最も幅広いサイズや種類のサンプルの内部構造を効率的かつ正確に可視化することができます。


    カールツァイス株式会社工業用測定機器部門では、11/28(木)に東京麹町オフィスにて開催するテクニカルワークショップ「全固体電池解析とエレクトロニクス品質信頼性向上に寄与する高分解能X線顕微鏡」(参加申込:先着30名限定)にて、VersaXRM 730の実機を日本のお客様へ初お披露目します。
    また、リサーチマイクロスコピーソリューション(顕微鏡部門)では、12/11(水)~13(金)に東京ビッグサイトで開催されるSEMICON Japan 2024に出展し、ブースにてVersaXRM 730に適した様々なアプリケーションなどのご紹介を予定しております。

    VersaXRM 730製品ページ
    https://www.zeiss.com/microscopy/ja/products/x-ray-microscopy/versaxrm.html

    ZEISSについて
    ZEISSは、1846年にドイツで創業した光学技術を用いた事業を多角的に展開する国際的なリーディングカンパニーです。日本には1911年に設立したカールツァイス株式会社、カールツァイスメディテック株式会社、カールツァイスビジョンジャパン株式会社の3つの法人があります。4つのセグメント(半導体製造技術、産業品質・研究、医療技術、消費者市場)で事業を展開し、売上高100億ユーロを超えるグローバル企業です。工業計測、品質保証、ライフサイエンス、材料研究、眼科、マイクロサージェリーなど、様々な分野で革新的なソリューションを提供しており、世界中で高い評価を得ています。2023年現在、売上高の15%を研究開発に投資しており、約43,000人の従業員、約30の生産拠点、60の販売・サービス会社、27の研究開発施設を擁し、約50カ国で事業を展開しています。また、オーナーであるカールツァイス財団は、科学の進行を目的とするドイツ最大級の財団です。


    カールツァイス株式会社 リサーチマイクロスコピーソリューション(顕微鏡部門)について
    リサーチマイクロスコピーソリューション(RMS: Research Microscopy Solutions)は、主に研究に使われる顕微鏡を開発・製造・販売する事業部門です。ライフサイエンス、材料、工業研究、教育向けに、光学・電子・X線顕微鏡システム、相関顕微鏡、AI技術を活用したソフトウェアなど、幅広いソリューションを提供しています。


    カールツァイス株式会社 工業用測定機器部門について
    インダストリアルクオリティーソリューションズは、工業用測定機を開発・製造・販売する事業部門です。自動車、医療、エネルギー関連の製造業向けに、三次元測定機、X線CT測定システム、光学式測定機、AI技術を活用したソフトウェアなど、幅広いソリューションを提供しています。

    本件に関するお問合せ:
    カールツァイス株式会社
    リサーチマイクロスコピーソリューション
    マーケティングコミュニケーション責任者
    関口 尚史
    E-mail: [email protected]


    インダストリアルクオリティーソリューションズ
    マーケティング責任者
    小泉 直子
    E-mail: [email protected]


 出展製品

  • NEW! ZEISS VersaXRM 730
    誰でも、どんな試料でも、いつでも優れたトモグラフィーが可能に。 世界中の研究者や科学者に選ばれているZEISS Versa X線顕微鏡。新製品ZEISS VersaXRM 730は、優れた分解能でサブミクロンイメージングを再定義し、研究に画期的な機能をもたらします。独自の40x-Prime対物レンズと、インテリジェントなシステムインサイトでワークフローを合理化し、効率的かつ簡単に結果を取得するZEN navxを搭載。 ・AIベースの再構成による優れた画質 ・スループットの向上 ・1分未満のトモグラフィー...

  • ZEISS VersaXRM 730には、独自の40x-Prime対物レンズと優れたZEN navxを搭載。無限の可能性を秘めたシステムです。本システムは、優れた分解能でサブミクロンイメージングを再定義し、研究に画期的な機能をもたらします。ZEN navxは、インテリジェントなシステムインサイトでワークフローを合理化し、効率的かつ簡単に結果を取得できるようにします。これにより、AIベースの再構成による優れた画質、DeepRecon Proによるスループットの向上、FASTモードによる1分未満のトモグラフィーが可能になります。ZEISS VersaXRM 730で新時代の試料観察をご体験ください。

    研究に革命を起こす優れた分解能

    ZEISS 40x-Prime対物レンズ
    ZEISS VersaXRM 730専用の40x-Prime対物レンズは、30 kV~160 kVまでのソース電圧の全範囲において、450~500 nmという圧倒的な分解能を実現します。この独自の機能は、研究者に全く新しいアプリケーションの可能性をもたらし、サブミクロンイメージング分解能の業界標準を押し上げます。また、より多くのX線光子を利用でき、分解能を損なうことなく、あらゆる試料についてより早く結果が得られます。RaaD™(Resolution at a Distance)技術を用いたZEISS VersaXRMでは、幅広い種類や大きさの試料を、広範囲の長さスケールにおいて、高分解能でイメージングできます。VersaXRM 730の高いエネルギー性能を備えた独自開発の40x-Prime対物レンズで、これまでにないサブミクロンイメージングをご体験ください。


    AIによる高度な画像生成

    Advanced Reconstruction ToolboxのZEISS DeepRecon Pro
    ZEISS DeepRecon Proは非常に強力なXRM再構成ツールです。VersaXRM 730には、ARTの高性能ワークステーションと2年間のライセンス付きDeepRecon Proが含まれます。AI技術を用いたDeepRecon Proは、幅広いアプリケーションで優れたスループットと画質を実現します。DeepRecon Proは、独自の試料、および半反復/反復ワークフローで使用できます。非常に使いやすいインターフェースで、ユーザーは新しい機械学習ネットワークモデルをオンサイトで自己学習することが可能です。ワンクリックで使えるDeepRecon Proのワークフローには機械学習の専門知識は必要なく、初心者でもすぐに使用できます。


    結晶解析情報を取得

    回折コントラストトモグラフィー(DCT)用LabDCT Pro
    回折コントラストトモグラフィー(DCT)用のLabDCT Proは、ZEISS VersaXRM 730専用オプションとして、3Dでの粒子配向性・微細構造の非破壊マッピングを可能にします。3D結晶粒配向を直接ビジュアライゼーションすることで、金属合金、地質材料、セラミックスまたは医薬品などの多結晶材料の特性評価の新たな次元を切り開きます。

    ・LabDCT Proは、対称性の立方晶系を始めとする、単斜晶系材料などの低対称性の結晶構造に属する試料にも対応。
    ・専用の4X DCT対物レンズを用いて、高解像度の結晶学的情報を取得。大型試料でも、広域マッピングで拡張フラットパネル(FPX)を用いてスループットを向上。
    ・より大きな代表体積と幅広い試料形状から、包括的な3D微細構造解析を実現。
    ・4Dイメージング実験により微細構造形成を観察。
    ・3Dの結晶学的情報と3Dの微細構造の特徴を組み合わせ可能。
    ・モダリティを組み合わせて構造特性関係を把握。


    はっきりとしたコントラスト
    VersaXRM 730専用のデュアルスキャンコントラストビジュアライザ(DSCoVer)は、2つの異なるX線エネルギーで撮影したトモグラフィー情報を組み合わせることで、単一のエネルギー吸収画像で得られた情報を拡張します。DSCoVerは、有効原子番号と密度に基づくX線と物質の相互作用を利用しています。これにより、独自の材料判別機能を提供。例えば岩石内部に含まれる鉱物の差異や、シリコンとアルミニウムなどの識別しにくい元素を見分けることができます。


    これまでにない自由度
    フラッグシップモデルのVersaXRM 730には、他にも独自の機能やイメージング性能が備わっています。

    ・高アスペクト比トモグラフィー(HART)などの最先端の画像取得技術によって、大型、平坦、不整形な試料の撮像速度と精度が向上します。
    ・ワイドフィールドモード(WFM)試料については、横方向の広視野により大きな3Dボリュームに対応するなど、大型試料の柔軟なイメージングが行えます。
    ・自動フィルターチェンジャー(AFC)により、手動で操作することなくシームレスなフィルター交換が可能になり、レシピごとに選択をプログラムし記録することができます。

  • GeminiSEM 560
    イメージングの限界を突破して、表面感度が高く歪みのない高分解能イメージングを実現。 1kV以下でも簡単にイメージングが行えます。 Gemini3は、新しい電子工学エンジンSmart Autopilotを搭載し、あらゆる作業条件下で最高レベルの分解能を達成します。...

  • 1 kV以下でのイメージングが容易に
    ✔ Gemini 3は、試料バイアスやモノクロメーションを必要とせずに、1 kV以下かつ1 nm以下の分解能で磁場フリーイメージングが可能です。ナノツインレンズと新たな電子光学エンジンであるSmart Autopilotを搭載しています。

    ✔ 新たな低真空モードと検出システムによる非導電性物質のイメージング:VPモードの新たなGentle Airlock機能で真空感受性の高い試料をチャンバーに移動し、試料本来の特性を維持しながら迅速に結果を得ることができます。

    ✔ デュアルEDSポートを備えた新しい大型チャンバーを活用して、繊細な試料を簡単に解析できます。検出器の最適な立体角により、影のない高速マッピングが可能です。


    専門知識を統合
    ✔ 大幅に拡大した視野を活かして、簡単に試料のナビゲーションを行うことができます。

    ✔ 新たな電子光学エンジンのSmart Autopilotによって、困難な試料のイメージングが実現します。電子光学系が等倍以下~最大50万倍の倍率を提供し、アライメント、校正、フォーカスを行うことで時間を節約することができ、手間のかかるアラインメントは過去のものとなります。特許取得済みの視差に基づいたオートフォーカスを新たに搭載し、新しい自動ウォブル機能により、数秒以内にクリアで鮮明な画像を得ることができます。

    ✔ Pythonスクリプトは、これらの機能を3D STEMトモグラフィーなどの自動ワークフローに利用することができます。


    独自のコントラスト
    ✔ 適切な観察条件を見つけるには、適切なパラメータの組み合わせを見つける必要があり、容易ではありません。磁場フリーのイメージングと新しいGemini 3コラムを備えたGeminiテクノロジーは、これらのスイートスポットを見つけ、新しい情報を発見します。

    ✔ 試料にかかる磁場が2 mTと非常に小さいため、簡単に磁気コントラストイメージングを実行できます。エネルギー選択型Inlens後方散乱検出器によるエネルギー選択イメージングと、環状後方散乱検出器による電子角度選択イメージングが可能です。

    ✔ すべてのデータをZEN Connectでまとめ、調査結果をセグメンテーションしてレポートすることができます。